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4月の「為替」関連倒産、「円安」関連が4件、「円高」関連が発生なし

5/11(木) 13:30配信

東京商工リサーチ

 4月の外国為替市況では、地政学リスクの警戒感が高まる中で、市場ではリスク回避の姿勢が強まり安全資産とされる円に資金が流入した。このため13日の東京外国為替市場では、円相場が昨年11月以来約5カ月ぶりに、一時1ドル=108円台の円高に振れた。
 しかし、リスク回避の動きが一服し、さらに米トランプ政権が税制改革案を公表したことなどからドルを買って円を売る動きが出て、円相場は1ドル=111円台と約1カ月ぶりの円安水準に戻った。
 こうしたなか、企業倒産は依然として沈静化が続き、4月の「円安」関連倒産は4件(前年同月6件)だった。また、「円高」関連倒産は3カ月ぶりに発生なし(前年同月ゼロ)だった。
 しかし、依然として地政学リスクが払拭されず、先行きが不透明なため為替相場の動きから目が離せない状況が続いている。

東京商工リサーチ