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農業法人乗っ取り関与か 本別町元職員逮捕へ 税情報漏えい容疑

北海道新聞 5/11(木) 18:04配信

固定資産税が支払われていない山林の情報

 【本別】十勝の本別町役場で税務を担当していた男性元職員(60)が、町内の土地の固定資産税に関する情報を知人男性に漏らした疑いが強まり、道警捜査2課と本別署などが、地方税法違反(秘密漏えい)の疑いで、元職員の事情聴取を始めたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、11日午後にも逮捕する方針。知人は、この情報を基に、土地を所有する農業法人を乗っ取った疑いがある。

 捜査関係者によると、男性元職員は本別町住民課の課長補佐として税務を担当していた2014年5月下旬、同町内で固定資産税が長年支払われていない牧場跡地の山林があることを、同町内の知人男性(66)に漏らした疑いが持たれている。

知人男性が木を伐採、千数百万円で売却

 知人男性は、固定資産税が支払われていないという状況から、山林を所有する農業法人が休眠状態にあることを知り、乗っ取りを画策。自らが農業法人の代表となったとする虚偽の役員変更登記を釧路地方法務局帯広支局に提出したとされる。その後、山林の木を伐採して、製材会社に千数百万円で売却したという。

 道警は有印私文書偽造・同行使などの疑いで、知人男性も逮捕する方針。

北海道新聞

最終更新:5/11(木) 18:04

北海道新聞