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10年ぶりに冬季も営業へ 奥入瀬渓流ホテル/星野リゾート

デーリー東北新聞社 5/11(木) 11:00配信

 青森県十和田市奥瀬の奥入瀬渓流沿いにある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」が今年から冬季休業せず、10年ぶりに通年営業する方向となった。宮越俊輔総支配人は10日の本紙取材に、12月中旬から冬季営業を開始する計画を明らかにし、「奥入瀬・十和田湖エリアの認知度を高め、四季を通じ自然を満喫できる場所としてPRしたい」と抱負を語った。

 ホテルは2005年に当時の運営会社・古牧温泉が経営破綻した後、星野リゾートが運営。当初は通年営業だったが、冬季の赤字が続いたため、08年以降は11月下旬から翌年4月中旬までの期間を休業していた。

 その後、夏季、秋季の利用客数が堅調に推移し、経営体力が付いたとして、同社の星野佳路代表や宮越総支配人らが通年営業再開を検討していた。

 十和田八幡平国立公園が昨年、環境省が外国人観光客の誘客増を目指して進める国立公園満喫プロジェクトの対象に選ばれ、取り組み方針の一つに「冬季の楽しみの充実」が掲げられたのも後押しとなり、再開を決めたという。

 今冬は11月下旬にいったん休業し、ホテル周辺の除雪や安全確認を終えた後、12月中旬から冬季営業を始める予定。宮越総支配人は「奥入瀬渓流の氷瀑(ひょうばく)や八甲田の樹氷など、冬の自然を楽しめるプランを充実させ、外国人観光客にもゆっくり滞在してもらえる上質なホテルを目指す」と話した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/11(木) 11:00

デーリー東北新聞社