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楽天則本、圧巻の100球12K完封劇 試合前に松井裕が予言「今日はヤバイ」

5/11(木) 7:21配信

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球団新の4試合連続2桁奪三振、梨田監督も絶賛「見ていて気持ちいい」

 楽天・則本昂大投手が、5-0で勝利した10日のロッテ戦で今季初完封。12個の三振を奪い、球団新記録となる4試合連続2桁奪三振をマークした。

【動画】球団新記録の4試合連続2桁K! 楽天・則本の4試合44奪三振をプレイバック

 9回。背番号14がマウンドに向かうと、Koboパーク宮城のボルテージは最高潮に達した。ヒットは1本、許したが、則本はその声援に後押しされるかのように腕を振った。最後は福浦を、ジャスト100球目の150キロ直球で遊飛に打ち取り、ゲームセット。被安打5、12奪三振。2015年6月14日の中日戦以来、2年ぶりの完封勝利で今季4勝目を手にした。「今日は全体的に良かった。100点です」と自ら合格点を与えた。

 6回にロッテ・鈴木から10個目の三振を奪い、球団新となる4試合連続2桁奪三振を樹立した。「まっすぐが良かったので変化球が生きた」と則本。練習のキャッチボールから「指のかかりがいつもと違った」と予兆があった。キャッチボール相手の松井裕も「今日はヤバイですね」と口にしたという。則本は「それをブルペンでも試合でも出し切れたのが良かった」と喜んだ。

わずか100球での完封を実現させた球種とは…

 わずか100球で試合を作った。「フォークはどうしてもボールゾーンで勝負することになり、ボール球が増えてしまう」とスプリットを有効活用。この日は6回に16球を投じたのが1イニングの最多。それ以外は1イニング15球以内でまとめた。試合前、「1イニング15球が目安」と話していた梨田監督は「見ていて気持ちがいい。あらためて、則本というピッチャーの素晴らがしさを感じた」と理想の投球に賛辞を送った。

 前回登板の悔しさもバネにした。3日のオリックス戦は8回まで無失点投球。9回もマウンドに立ったが、T-岡田に2ランを浴びて松井裕にマウンドを託した。「(完封が)目の前まで来て、完投もできず、悔しかった」。それでも、「内容は悲観することじゃなかった」と、早いカウントで勝負することは継続した。

 初回にアマダーが満塁弾を放ち、「初回から飛ばしていったらアマダーが打ってくれた。楽にピッチングすることができた」と感謝した則本。「(球数が)最少での完投だと思う。三振や勝利より球数が少ないということが一番よかった」と納得の表情を見せた。まだまだ凄みを増す26歳。その進化は止まらない。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

最終更新:5/11(木) 7:21
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