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東レ、航空機向け炭素繊維不調。米工場の稼働延期

5/11(木) 14:14配信

ニュースイッチ

事業の下振れも

 東レは米国の炭素繊維新工場(サウスカロライナ州)の稼働を、当初予定していた2017年5月頃から1年程度遅らせる。

 供給先の米ボーイングが中型旅客機「787」の増産を遅らせるなど航空機向け需要の大幅な減退を受け、生産調整が必要だと判断した。日覚昭広社長が10日明らかにした。

 東レは航空機向け炭素繊維の在庫滞留により、日米の既存工場でも17年初から約20%の減産を実施していた。

 16年度の炭素繊維複合材料事業は航空機向けの苦戦を受け、営業利益が前年度比約34%減った。高値販売が期待できる航空機向けの出荷が落ち込めば、同事業の営業利益が下ぶれる可能性はある。

最終更新:5/11(木) 14:14
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