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クリープハイプ「エゴサーチします」SNSとの付き合い方を語る

TOKYO FM+ 5/11(木) 20:00配信

クリープハイプが5月8日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。ニューシングル「イト」のミュージックビデオに登場する操り人形にちなみ、“何かの操り人形になっている”というリスナーのエピソードを紹介し感想を語りました。

◆僕は高校生になってから、ほぼ操り人形状態です(笑)。ある女の子とは僕があんまり知らないアニメの話をするのですが、自分が知っているアニメの知識を限界まで絞って話したり、ある女の子にはあんまり知らないEXILE系の話をし、ある男子とは僕がやったことの無いゲームの話をし……とこんな感じです。僕が喋りたいのは音楽の話なのに……。(15歳・男性)

とーやま校長「今、実態がない感じなんだ(笑)」

あしざわ教頭「色んな人に合わせて、持ってる限界の果汁を絞り出している状態ってことですね(笑)」

カオナシ「ないものも絞ってるってことですよね(笑)」

とーやま校長「でもそれによって、知らない自分に出会える瞬間もあるかもしれないですよね」

尾崎「そうですよね。まだわからないんでしょうね。そもそも自分が確定していないというか、どこにでも行けるというか。まだ可能性はありますよね」

とーやま校長「どこかのタイミングで“俺って何をしてるんだ?”って思ってしまうんでしょうね(笑)。でも、それで色々わかっていくこともあるだろうから」

あしざわ教頭「これで好きなものに出会う可能性も絶対にあるからね」

尾崎「そうですね。つまらないなと思ったらやめればいいしね」


◆私はSNSに操られてるなぁと思います。SNSで返信がこないと不安になるし、「いいね」がたくさん来ると嬉しくなるし、情報は全てSNSから得るし……もうSNSから離れられません。(17歳・女性)

尾崎「みんなそうですよ。色んな所で言ってるんですけど、とにかく“エゴサーチ”をするんですよ。フェスとかの出番の前でも、やめとけばいいのに見ちゃうんですよね。悪いことが書いてあると、“これじゃ終われない”と思ってまた時間をおいて見て、いいことが書いてあったら“ここでやめとこう”って見るのをやめたりしています(笑)。最後はおいしいもので終わらなきゃいけないんです(笑)」

とーやま校長「(笑)。自分なりのいい付き合い方を見つけられたってことですか?」

尾崎「見つかってはないですけど、でもやっぱり(SNSが)ないと活動して行けないだろうなと思いますね。結局、嫌なことのほうが多いんですけど、それが元で作品にはなっているので」

あしざわ教頭「いいことばかりが多過ぎてもダメなんですか?」

尾崎「褒められてばかりいても嫌なんですよ。実際、いいことばかり言われている時期はそこまで広がっていなくて、悪いことを言われ始めると曲とかバンドが広がってるんだなって思います。まったく興味がないところに届いている証拠だと思うので。でも、やっぱりその分落ち込むし、腹も立ちますけどね」

とーやま校長「カオナシ先生はどうですか?」

カオナシ「20代前半の時は、毎日ツイッターで何を言おうかって考えてたから、そういうのってすごくわかりますね。今は呟かなくなっちゃったんですけど、一回操り人形になってから気づくこともあるし、SNSを知らない人よりも知っている人の方が付き合いほうがうまくなると思いますね」

小川「僕は、ほどよい距離感というか。エゴサーチもするんですけど、尾崎ほど“う~!”とはならないです。でもフェスとかのタイムテーブルで、観に行くバンドに『○』を付けたりするじゃないですか」

尾崎「『○』が付いてるんですけど、よく見ると『クリープハイプ』の上に『ごはん』って書かれていることがあるんです。10個のいい意見よりも、1個の『ごはん』がこびりついちゃうんですよね」

小川「そしたら、その人がどんなバンドが好きなのかっていうのを調べますね。“あ、こういうのが好きなんだ”って、こういう人の好みからは外れるんだということをリサーチしますね」

小泉「僕はSNSは……高校時代はポケベルだったんですよ(笑)。みんながポケベルを持ってる中僕は持ってなかったりして、そういう時代を知ってるから今はすごく便利な時代になったなって印象がありますね。当時は、みんなが何を考えてるのかわからない時代だったんですよ。今は自分のことをエゴサーチすると、匿名であろうが正直な意見がすごく来るので、自分がどう見えているのかわかりますよね。当時に比べると、僕は逆に健全な世の中になったんじゃないかなと思います」

とーやま校長「そうか。手探りな感じもないですね」

小泉「調べればすぐに情報が出て来るし。気にしようがしまいがこっちの勝手なので、そこを自分でコントロールできていれば、すごくありがたい時代なんじゃないかなと思います」

尾崎「“文明の発達ありがとう”ってことですね」

とーやま校長「返信が返って来ないこととは、どう折り合いを付けるんですか?」

尾崎「折り合いはつかないですよ。もう、つけないです。結局、返事が来ないっていうのは、早いか遅いかだけの違いで、手紙とかでもそうなんでしょうね。どこまでいっても、相手の気持ちがなかなか返ってこないということからは逃げられないと思いますね」

あしざわ教頭「便利になっても、結局は本人とどう接するかってことになっちゃいますね」

尾崎「そうなんですよね。人の気持ちは100%はわかりませんからね」

最終更新:5/11(木) 20:00

TOKYO FM+