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誰でも簡単に「サラリーマン大家」で資産家になれる? 本当かどうかシミュレーションをしてみました

5/11(木) 20:01配信

マネーの達人

誰でも簡単にサラリーマン大家

最近、こんな見出しのセミナーや広告、書籍をよく目にします。日銀がマイナス金利政策を導入して以来、不動産セミナーが活況のようです。

不動産業者からは、「マイナス金利の今が買い時」や「東京オリンピック前に売却しましょう」などの勧誘を受けます。

確かに、現在の金利環境は、ローンを借りるには良いチャンスかもしれません。

異次元の金融緩和とは、今が異常であるということです。安い金利で資金調達ができるのは、今しかないかもしれません。

しかし、そんなに簡単に資産家になれるのでしょうか?

不動産投資シミュレーション

少しシミュレーションしてみましょう。

物件価格1610万円の物件で、月額家賃6万9000円。

フルローン(頭金なし)で1610万円を銀行借り入れ、金利は全期間固定金利1.85%の32年間で完済予定。

収支の説明では、下記のような説明を受けると思います。

■収入

毎月の家賃6万9000円 - 経費(管理費、修繕積立金など)8336円 = 毎月の手取り家賃収入6万664円

■支出

毎月のローンの支払い5万5586円

■年間収支

年間手取り収入72万7968円 - 年間ローン支払い額66万7032円 = 6万936円

■表面利回り

年間家賃 ÷ 購入価格 × 100なので、82万8,000÷1610万円 × 100 = 5.14%

こんな低金利時代に5%を超える利回りで、良い資産になりますよ!

「何棟もの物件を所有すれば、更なる家賃収入増も期待できます」などと勧誘されるかもしれません。

しかし、本当にこれだけの情報で、不動産購入を決めていいのでしょうか?

バランスシートで考える

バランスシートとは貸借対照表のことで、表の左右がピッタリ同じになります。左側には資産、右側には負債と純資産という項目がきます。

■資産

現預金や不動産、車などの資産価値があるもの

■負債

返さないといけないお金(借金)

■純資産

返済の必要がないお金で、あなたの本当の資産価値を示す

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最終更新:5/11(木) 20:01
マネーの達人