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8期ぶり減収減益 みちのく銀17年3月期 マイナス金利影響

デーリー東北新聞社 5/11(木) 11:21配信

 みちのく銀行(高田邦洋頭取)は10日、2017年3月期(16年4月~17年3月)の連結決算を公表した。売上高に当たる経常収益は479億円(前期比5・3%減)、経常利益は55億円(22・5%減)と8期ぶりの減収減益。当期純利益は38億円(22・4%減)だった。日本銀行のマイナス金利政策に伴い、貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益や手数料収入に当たる役務取引等利益が減少したのが響いた。

 同行単体で見ると、本業のもうけを示すコア業務純益は54億円(30・8%減)。経常収益は389億円(6・7%減)、経常利益は49億円(25・8%減)と5期ぶりの減収減益となり、当期純利益は35億円(22・2%減)だった。

 金融再生法に基づく開示債権(不良債権)の残高は220億円で、不良債権比率は1・46%(0・19ポイント減)と過去最低の水準。自己資本比率は8・25%(単体)と国内基準の4%を上回り、いずれも経営の健全化が進んでいるとした。

 18年3月期の連結決算は、国内経済の状況やマイナス金利政策による低金利が続くとの見通しから、経常収益445億円、経常利益38億円と2期連続の減収減益を予想。当期純利益は30億円を見込んでいる。

 決算会見に臨んだ高田頭取は「(減収減益は)マイナス金利政策の影響をフルに受けた」との認識を示した上で、個人向けの貸し出しなどを強化して増収に力を入れる考えを示した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/11(木) 11:21

デーリー東北新聞社