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林業界支援へ基金創設 岩手県森林組合連合会と野田バイオパワーJP

デーリー東北新聞社 5/11(木) 11:24配信

 岩手県森林組合連合会(盛岡市、中崎和久会長)と野田バイオパワーJP(野田村、大田直久社長)は10日、林業界を支援する「森の『のんちゃん』森林づくり基金」を創設し、協定を締結した。主に地元の森林組合を中心に県全体の森林所有者を対象とし、森林整備や人材育成に関する経費を一部助成。県北地域の森林環境保全と雇用拡大を目指す。

 同社が運営する野田バイオマス発電所(出力1万4千キロワット)に納入される未利用材の丸太1トンに対し、発電所が100円を拠出し連合会が積み立てる仕組み。

 発電所は年間4万トンの丸太の納入を見込み、積立額は年間400万円に上る予定。発電所が稼働する最低20年間は積み立てを継続する。

 助成金は、地域を限定せず、森林経営計画林から搬出される丸太の納入数量に応じ、県全体の森林所有者らが対象。主に地元の森林組合などからの申請を想定し、2018年4月から交付を始める。

 同社で協定を結んだ大田社長は「林業の発展と森林環境の健全化に役立ちたい」、中崎会長は「再造林や人材育成など将来に向けて継続できるよう取り組む」とそれぞれ語った。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/11(木) 11:24

デーリー東北新聞社