ここから本文です

4月度の全国企業倒産件数680件 4月としては27年ぶりの低水準

東京商工リサーチ 5/11(木) 13:31配信

 2017年(平成29年)4月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が680件、負債総額は1,040億6,000万円だった。
 倒産件数は、前年同月比2.1%減(15件減)で2カ月ぶりに前年同月を下回った。前月3月が3カ月ぶりの増加に転じて推移が注目されたが、4月としては1990年(526件)以来27年ぶりの低水準になった。依然として企業倒産は抑制された状況が続いている。
 これは金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じていることに加えて、国内景気の緩やかな拡大を背景に、経営改善がみられる企業への貸出増なども影響しているとみられる。ただし、前年同月比の減少率2.1%は2016年5月以降の最近1年間では最も低率で、倒産減少のピッチが鈍くなっていることを窺わせた。

 負債総額は、前年同月比0.6%増(7億1,600万円増)で、3カ月ぶりに前年同月を上回った。負債10億円以上の大型倒産が20件(前年同月比25.0%増)で、2カ月連続で前年同月を上回った。ただし、負債100億円以上の大型倒産は2カ月ぶりに発生なしだった。

東京商工リサーチ

最終更新:5/11(木) 13:31

東京商工リサーチ