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歴史ロマン!1500年前に有力者がいた? いわき・塚前古墳調査

福島民友新聞 5/11(木) 10:52配信

 「100メートルクラスの前方後円墳を造れる人物は、ただ者ではない」。いわき市小名浜林城の「塚前(つかまえ)古墳」が古墳時代後期の前方後円墳として東北最大だったと推定する福島大の調査結果は、従来は近畿の大和政権とのつながりは薄いと考えられていた6世紀の東北に、相応のネットワークを持つ有力者が存在していたことを示した。どんな人物だったのか―。10日の記者会見では、歴史ロマンあふれる調査結果に報道陣の質問が集中した。
 「福島県内の歴史にとどまる話ではない。東日本全体で見ても10番目の大きさで、東日本のこの時期の歴史を再検討する必要が出てきた」。調査に当たった菊地芳朗福島大行政政策学類教授はそう意義を語った。
 菊地教授によると、いわき市ではこれまで、規模の大きくない古墳から高度な副葬品が出土することがあったという。高度な副葬品、大型の墳墓は地域の有力者の埋葬を示唆する。菊地教授は「『なんでこんな立派な副葬品があるんだろう』というのがいわきの特徴の一つだった。100メートルクラスの前方後円墳が見つかって『ああ、やっぱり』という思いもある」と語った。

福島民友新聞

最終更新:5/11(木) 10:52

福島民友新聞