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ヒジ不安払拭した楽天釜田、気持ちを“芯”に据えて5戦目マウンドに立つ

5/11(木) 12:23配信

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低めの制球を心掛けたフォームに微調整して臨むロッテ戦

 楽天・釜田佳直投手が11日のロッテ戦に先発する。今季は4試合に先発し、1勝2敗、防御率は7.45。好調のチームの中で成績が奮わずにいるが、「(前回登板から)フォームの調整をしてきた。それを結果で表すことができるようにしたい。一人ひとりしっかりアウトを取って、積み重ねていきたい。先頭(打者)を取ることを心掛けていきたい」と意気込む。

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 今季最短の中5日での登板。「やることを前倒ししてやってきたが、体もヒジも問題ない。不安なく臨める」と準備は万端だ。5日の西武戦以降、ボールを低めに集めるためにフォームを微調整してきた。コーチからのアドバイスも受け、「自分の捉え方にもよるが、明日の試合で結果を出すだけ」と力強い。

 石川・金沢高からドラフト2位で入団し、6年目のシーズンを送る。ルーキーイヤーは20試合に登板し、7勝を挙げた。しかし、2年目の13年5月に右ヒジを疲労骨折。同年秋に復帰したが、11月と翌年3月の2度に渡って右ヒジにメスを入れた。リハビリを経た15年8月29日。685日ぶりとなる1軍のマウンドに上がり、716日ぶりの勝利を手にした。

 そして、昨年は「探り、探りという感じだった」とは言うものの、1年目と同じ20試合に登板し、7勝をつかんだ。初の2桁勝利を目指す今季、「今年に懸ける思いはある。今年はヒジの不安がまったくない」と、その表情は明るい。

右ヒジに2度メスを入れながらも復活、全力で腕を振る6年目

 ヒジへの不安がなくなった一方で、「まだ技術はプロレベルではない。プロで勝てるレベルになりたい」と課題を口にする。

「調子が悪いわけではないが、まだ納得いくピッチングはできていない。変えないといけない部分はあるので、それをやっていかないと。トライしてダメだったら仕方ない。よくするために変えているので。投げやすいフォームで投げて打たれる。ボールも高い。高くいかないようにするためにはどうしたらいいか。高めにいかないようにするフォームを考えています」

 変化を恐れず、高みを目指しながら、また新たな世界と向き合っている。課題に取り組む過程でも「芯はしっかり持って」と強調する。釜田佳直の芯、それは「気持ち」だという。マウンドに立ったら全力で腕を振るだけだ。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

最終更新:5/11(木) 12:23
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