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辞職勧告決議案を可決 吉田市長に横須賀市議会

カナロコ by 神奈川新聞 5/11(木) 9:00配信

 横須賀市の吉田雄人市長が自身の名刺裏面に観光船の割引サービスを記載していた問題で、同市議会は10日、議員提出の吉田市長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はなく、吉田市長は決議後、辞職はせず、任期満了に伴い行われる6月25日の市長選で市民の信を問う考えを示した。

 決議案は自民党の渡辺光一市議が提出。自民党(議長を除く)、公明党、市政同友会、共産党、無会派の計26人が賛成し、無所属みらい、研政の計12人が反対した。

 決議では「(市選挙管理委員会に)違法性を指摘され認識していたにもかかわらず、『注意されるまではやりたい』との発言が明らかになり、その後も7年間配り続けたという姿勢は、順法精神の欠如と言わざるを得ない」と指摘。「吉田市政では市民の信頼回復と健全な市政運営を図ることはできない」と辞職を求めている。

 可決後、吉田市長は報道陣に対し「本来であれば議会の議決というのは重く受け止めるべきものだと認識している」とした上で「選挙を目前に控えたこの時期に出た辞職勧告決議の議決は、やはり別の印象を持って受け止めている」などと述べた。

 同市で市長に対する辞職勧告決議案が可決されたのは初めて。

最終更新:5/11(木) 9:00

カナロコ by 神奈川新聞