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【沿線調査】東京⇔埼玉を結ぶ2路線 西武池袋線vs.東武東上線を比較してみた

5/11(木) 7:00配信

SUUMOジャーナル

池袋駅(東京)⇔吾野駅(埼玉)間を運行する西武池袋線と、同じく池袋駅(東京)⇔寄居駅(埼玉)間を運行する東武東上線。どちらも、東京⇔埼玉を結んでおり、JR線や東京メトロ線へ乗り換え可能な大ターミナル駅のひとつ、池袋駅を始発駅に構える。これらの路線は、一見、似ているようにも思えるが、きっとそれぞれが異なる魅力をもっているはずだ。そこで、実際に沿線に住むユーザー各150人にアンケートを実施。その住み心地を聞いた。

■沿線の好きなところ1位・2位は同じ! でもポイントに差が

まずは、各沿線の好きなところ・気に入っているところで比較してみよう。両路線とも、1位は「どこに行くにも便利」(西武池袋線56.1%、東武東上線58.2%)。2位も同じで、「ほかの沿線に乗り換えしやすい」の項目だが、西武池袋線43.2%、東武東上線34.8%で少々差がついた。

また、「駅やホーム、トイレが清潔」では、西武池袋線12.9%、東武東上線3.5%となり、9.4ポイントも差がつき、「電車内がきれい」でも、西武池袋線20.9%に対し東武東上線6.4%と、その差は3倍以上。設備に関する項目では、ユーザーの実感として、西武池袋線のほうが一歩リードといったところか。

「遅延が少ない」(西武池袋線25.9%、東武東上線6.4%)、「乗客のマナーがいい」(西武池袋線15.1%、東武東上線3.5%)でも、数値の開きを感じるが、東武東上線が西武池袋線よりもポイントが高い項目は「どこに行くにも便利」(西武池袋線56.1%、東武東上線58.2%)と、「ホームドアや女性専用車両などの配慮がある」(西武池袋線5.0%、東武東上線5.7%)の2つだった。

【画像1】西武池袋線・東武東上線ユーザーが沿線の「気に入っているところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

■設備に関しては、やはり西武池袋線が優勢……?

好きなところ・気に入っているところの調査では、西武池袋線が東武東上線をリードする面が見られたが、反対に「改善してほしいところ」ではどうだろう?

まず注目したのは、「悪天候時や事故など、遅延が多い」の項目。西武池袋線が17.3%に対し、東武東上線では36.7%。およそ20ポイントの差がついた。

一方で、「通勤ラッシュ時の混雑が激しい」の項目では、西武池袋線28.0%で、東武東上線20.0%で、西武池袋線のほうが混雑は激しい様子。

また、好きなところでも比較した設備に関する項目を見ると、「車両内が汚い」では、西武池袋線0.7%、東武東上線6.7%。「乗客のマナーが悪い」では、西武池袋線2.7%、東武東上線9.3%。「駅のエレベーターやエスカレーターが少ない」では、西武池袋線2.7%に対し、東武東上線11.3%と軒並み東武東上線が上まわる結果に。

【画像2】西武池袋線・東武東上線ユーザーが沿線の「改善してほしいところ」(出典/SUUMOジャーナル編集部)

■両路線とも、一番の魅力は“住環境の良さ”!

「好きなところ」と「改善してほしい」ところを見ると、どことなく西武池袋線が優勢のような気もするが、それだけで沿線の良さをはかるのは早合点というもの。「今住んでいる沿線は好きですか?」という質問への回答で、「とても好き」「好き」を選んだ人の数はそれぞれ西武池袋線75.3%、東武東上線68.6%と、両路線ともユーザーの満足度は高い。

そこで、これから西武池袋線・東武東上線、各沿線に住もうと考えている人に向けて、オススメポイントを聞いてみたところ、両路線の魅力が浮かび上がってきた。

まず、両路線沿線に共通しているのは、“住環境の良さ”。コメントでも、「都心へのアクセスも良く、緑も多い」(西武池袋線・38歳・女性)や「自然を楽しめるスポットが比較的多い」(東武東上線・30歳・女性)などの意見が多く散見された。自然豊かな点は、両路線の魅力のようだ。

また、「子どもが遊べる場所もいろいろあって環境も良い」(西武池袋線・46歳・女性)や「物価が安い」(東武東上線・21歳・男性)などの意見もあり、一人暮らしや子育て世帯で引越しを検討している人にはオススメかも?

通勤や通学で、埼玉から東京に通う人は少なくないだろう。西武池袋線、東武東上線とも、そのアクセスの良さはユーザーも納得のオススメポイントだ。また、仕事だけでなく、快適な暮らしには、住環境の良さは欠かせない。似ているようで異なる魅力をもつ西武池袋線と東武東上線。自分が利用する以外の路線のことをあまり知らない人も多いと思うが、今回の調査結果を参考に、西武池袋線・東武東上線沿線の物件も住まい探しの選択肢に入れてみてはいかがだろうか?

●調査概要
[沿線に関する調査]より
・調査期間:2017年2月23日~2017年2月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:西武池袋線、東武東上線沿線に現在住んでいる、20~60代の男女
・有効回答数:300名(各沿線150名ずつ)

明日 陽樹(考務店)

最終更新:5/11(木) 18:17
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