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森の妖精淡く光る 那智勝浦町でシイノトモシビタケ

5/11(木) 17:02配信

紀伊民報

 「森の妖精」とも呼ばれる光るキノコ「シイノトモシビタケ」が、和歌山県紀南地方の沿岸部で、幻想的な淡い緑色の光を放ち始めた。那智勝浦町宇久井の目覚山では13日から観察会が始まる。

 シイノトモシビタケは東京都の八丈島や三重県南部、大分県などで確認されており、県内ではすさみ町から新宮市の海岸線のシイ林を中心に分布している。那智勝浦町の宇久井半島は全国でもトップクラスの発生数といわれ、梅雨の時季に多数見られる。かさは直径1~2センチ程度で、柄の長さは1~5センチほど。

 目覚山は普段立ち入れないが、地域住民らでつくるボランティア団体「宇久井海と森の自然塾運営協議会」が、毎年この時季から観察会を開いている。

 10日夜に協議会のメンバー4人で下見をしたところ、確認できたのは5本程度だった。観察会のスタッフ長を務めている西垣内茂さん(77)=那智勝浦町宇久井=は「最近雨が少なかったことなどから今日は少なかったが、これからに期待したい」と話した。

 問い合わせは宇久井ビジターセンター内の同協議会(0735・54・2510)へ。

最終更新:5/11(木) 17:02
紀伊民報