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ツバメのお宿どこかな? 愛鳥週間、県内で総調査スタート

5/11(木) 1:40配信

北國新聞社

 第46回ふるさとのツバメ総調査(本社後援)は愛鳥週間初日の10日、石川県内各地で始まり、児童が校下の民家の軒先や納屋などにある巣を探し歩き、鳥を愛する心を育んだ。

 白山市石川小では、6年生47人が15班に分かれて巣や成鳥の数などを確認し、巣の見つかった建物に目印として「ツバメのお宿」と書かれたシールを貼った。水澄(みすみ)町の一川政一さん(81)方の納屋では、ツバメに配慮して戸のガラスの一部が外されており、野村梨七さん(11)が「ツバメのために工夫してあって優しさを感じた」と話した。

 総調査には16日までに県内の公立小学校全208校の児童約1万1千人が参加する。結果は8月中旬に発表される。今年は7月31日~8月3日に能登町で「小学生ツバメ国際キャンプ」も開催される。

 県健民運動推進本部によると、昨年度の調査で確認された成鳥数は1万1608羽、使用中の巣は1万1155個で、いずれも1972(昭和47)年の調査開始以来、最少だった。

 石川を訪問中の韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)の教育庁職員ら7人は10日、金沢市のひがし茶屋街などを訪れ、児童によるツバメ総調査や住民による巣の保護活動を視察し、全県規模で児童が一斉に行う「石川方式」に理解を深めた。

 釜山広域市の民間放送局「KNN」のクルーも同行した。白山市石川小も訪れ、児童の調査を取材した。今月中にも、自然をテーマにしたシリーズ番組として放送する。一行は11日、小松市中海小も視察する。

北國新聞社

最終更新:5/11(木) 1:40
北國新聞社