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泉丘高ナイン、東大と白球交流 創部110周年で今夏

北國新聞社 5/11(木) 1:40配信

 泉丘高野球部が8月、金沢に東大野球部を迎え、交流試合とパネルディスカッションを行う。創部110周年を記念し、OB会が企画した。東大が高校生と対戦するのは異例で、文武両道を実践する現役東大生と過ごす2日間は、向学心を養う貴重な機会となりそうだ。

 きっかけは昨年12月にテレビ放送された東大野球部のドキュメンタリー番組だった。部員の多くは関東の私学出身であり、強化のため地方の公立高出身の部員を求めているとの内容に、宮地治野球部OB会長が「東大を身近に感じれば、目指す学生もやる気も増すのでは」と思い立ち、寺口結監督らと実現にこぎつけた。

 8月26日のパネルディスカッションは「野球と勉学について」などをテーマに東大生が体験談を語る。27日は県立野球場で交流試合を行う。東大の遠征メンバーは1、2年生が主体で、ドラフト候補左腕の宮台康平投手は不参加の予定。いずれも無料で、一般参加を受け付ける。

 東大野球部が地方の高校に遠征するのは約10年ぶりという。中川駿マネジャー(3年)は「スカウトの意味合いもある。親しみを持ってもらい、ぜひ入部して活躍してほしい」と話す。

 これまで東大野球部には、泉丘高から現役3年生の杉本幹太外野手を含む3人が入部した。杉本選手は春の東京六大学リーグには全試合スタメン出場中で、金沢には主将として遠征する。

 泉丘高はこの春、昨年より10人多い15人(現役11人)の東大合格者を出した。東大OBの宮崎栄治校長は「スポーツと勉学をどう両立させるかは永遠の課題だ。生徒の刺激となり、大変いい機会になる」と期待している。

北國新聞社

最終更新:5/11(木) 1:40

北國新聞社