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ラグビーW杯日本金星の予感、堀江「明確になった」

日刊スポーツ 5/11(木) 10:11配信

 ラグビーの19年W杯日本大会(9月20日開幕)の1次リーグ組み合わせ抽選会が10日、京都迎賓館で行われ、世界ランキング11位の日本は同4位のアイルランド、同5位のスコットランドと同じA組に入った。日本より下位の第4、5グループ(G)からは現在予選が行われている欧州第1代表、欧州2位-オセアニア3位によるプレーオフ勝者が入る。日本にとっては優勝経験国との同組を回避でき、目標に掲げる「ベスト8以上」への期待が高まる組分けとなった。

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 最後に行われた世界ランク上位4カ国が入る第1Gの抽選。視線がプレゼンターを務めたワールドラグビーのボーモント会長の右手に集中する中、日本のA組に入ることが決まったのは「アイルランド」だった。第2Gの南アフリカに続き、ニュージーランド、イングランド、オーストラリアの優勝経験国を回避。前回大会の南アフリカ戦に続く金星の期待が高まる結果に、関係者が集結した会場には安堵(あんど)とも取れる声が広がった。

 だが、日本が目標に掲げる8強入りに向け、立ちはだかる壁はもちろん低くない。1次リーグ突破のためには最低でも3勝が必要とされ、下位2チームからの勝利を前提とした上で、昨年から今年にかけてニュージーランド、イングランドの連勝記録を止め勢いに乗るアイルランド、前回大会で敗れたスコットランドからの勝利が求められる。

 過去の両チームとの対戦成績はスコットランドに1勝10敗、アイルランドには7戦全敗。抽選を見守ったジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは「どこがきても大きなチャレンジであることに変わりはない。べテランと若手の力を融合させ、きちんとしたプランニングで準備を進めていく」と慎重な言葉で語った。

 今後の強化を考えれば、幸運もある。アイルランドとは6月17、24日にテストマッチを行うことが決まっており、同10日には欧州予選から同組に入ってくる可能性があるルーマニアとも対戦を控えている。会見した代表主力の堀江は「駆け引きはスタッフが考えればいい。目標が明確になったし、選手は目の前の試合を100%でやっていく」と言葉に力を込め、前哨戦に闘志を燃やした。

 6月のテストマッチからは前回大会で主将を務めたリーチ・マイケルも代表復帰を予定するなど、ここからは選手の絞り込みも本格化する。内なる戦いと、チーム強化。開幕戦まで862日。日本の挑戦が始まる。【奥山将志】

最終更新:5/11(木) 11:06

日刊スポーツ