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カナダ主要6行格下げ、民間債務拡大で資産悪化リスク-ムーディーズ

Bloomberg 5/11(木) 12:51配信

カナダの主要銀行6行の信用格付けをムーディーズ・インベスターズ・サービスが引き下げた。過剰消費者債務と住宅価格高騰で、資産悪化による損失を同国の銀行が受けやすくなっていると指摘している。

ムーディーズの10日発表によると、トロント・ドミニオン銀行と、モントリオール銀行、ノバスコシア銀行、カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)、カナダ・ナショナル銀行、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の長期債務および預金の格付けを1段階下げた。さらに、トロント・ドミニオン銀を除く5行のカウンターパーティーリスク評価も引き下げた。

発表文でムーディーズのシニアバイスプレジデント、デービッド・ビーティー氏は「民間部門の債務拡大が将来的に資産の質を悪化させる恐れがある」と指摘。「増え続けるカナダの消費者債務と高止まりする住宅価格によって、同国の消費者も銀行も過去と比べ、国内経済が直面する下向きのリスクの影響を一段と受けやすくなっている」と付け加えた。

カナダでは住宅金融などを手掛けるホーム・キャピタル・グループで預金引き出しが殺到。これをきっかけに、家計債務の水準が高くなった同国で幅広い不動産市場減速を巡る懸念が広がった。波及懸念で、カナダ主要銀の株価はこのところ下落基調にあった。

原題:Six Canadian Banks Cut by Moody’s on Consumers’ Debt Burden (2)(抜粋)

Noah Buhayar, Doug Alexander

最終更新:5/11(木) 12:51

Bloomberg