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米上院共和党指導部、民主党の特別検察官任命要求を拒否

Bloomberg 5/11(木) 13:10配信

米上院共和党の指導者らは10日、コミー連邦捜査局(FBI)長官を前日に解任したトランプ大統領の支持で結束し、ロシアによる米大統領選介入やトランプ氏側近との結託疑惑を捜査する特別検察官の任命を求めた民主党の要求を拒否した。

一方、上院情報特別委員会は、駐米ロシア大使との接触に関してペンス副大統領に虚偽の説明をしたとして大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任されたマイケル・フリン氏に文書提出を求めたと発表し、調査を積極的に推し進めている。

同委は先月、フリン氏に文書提出を求めたが、同氏は弁護士を通じて拒否。フリン氏はトランプ氏側近が米大統領選への介入でロシアと結託した疑惑を巡る複数の調査で鍵を握る人物とみられている。

共和党指導者らは、こうした混乱でヘルスケアや税制改革などの重要な課題が影響を受けないようにするべきだと主張した。ただ、共和党指導者らはFBI長官解任への民主党の抗議を一蹴したものの、一部共和党議員らの間には解任のタイミングと根拠に困惑する思いもあった。

共和党のコーニン上院院内幹事は議会でのインタビューで、民主党は「これを最大限利用すると確信しているが、われわれは力強く突き進むつもりだ」と語った。コーニン氏はマコネル院内総務と共に、民主党のシューマー院内総務が求めた特別検察官任命を拒否した。

シューマー氏は、コミー氏がローゼンスタイン司法副長官との先週の会談でFBIのロシア捜査の資金増額を求めたとの報道に言及。「コミー氏は捜査のスピードアップを目指していたため、これが解任の理由かもしれない」と述べた上で、ローゼンスタイン氏の政治的不偏性に「重大な疑念」が生じたと語った。

原題:GOP Closes Ranks Behind Trump Amid Democrats’ Comey Fury (1)(抜粋)

Steven T. Dennis, Laura Litvan

最終更新:5/11(木) 13:10

Bloomberg