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韓国文政権、露骨な極左・従北人事の中身 官邸、「知日派」首相警戒

夕刊フジ 5/12(金) 16:56配信

 「極左・従北」とされる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、人事で危険な“本性”をあらわにした。首相候補に「知日派」だが、歴代屈指の反日路線を敷いた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権に関与した人物を指名したうえ、最側近の大統領秘書室長や、情報機関トップの国家情報院長候補に、北朝鮮と縁の深い人物を選んだのだ。北朝鮮に擦り寄る文政権の姿勢を露骨に表した人事といえ、安倍官邸周辺は警戒を強めている。

 「選挙期間中に、新たな政府の首相については統合、そして和合ができる人事をしたいと約束した。李洛淵(イ・ナギョン)氏は新たな政府の調和をつくっていく責任者として妥当であると思う」

 大統領に就任した10日の記者会見で、文氏が首相候補として発表したのは、全羅南道(チョルラナムド)知事を務める李氏だった。

 李氏は韓国紙、東亜日報の記者を長く務めた。1990~94年には東京に特派員として勤務し、日本語も堪能だ。2000年に左派の金大中(キム・デジュン)政権の与党から出馬して国会議員となった。韓日議員連盟の副会長兼幹事長を経験した「韓国政界屈指の知日派」とされる。

 ただ、「知日派=親日派」ではない。李氏は、超反日政策を推し進めた盧元大統領が当選した際、報道官を務めているのだ。盧氏と政治信条が近かったとみるべきだ。

 さらに文氏は、北朝鮮に極めて近い2人を、日本では官房長官にあたる大統領秘書室長と、国家情報院長に抜擢(ばってき)・就任させようともくろんでいる。

 大統領秘書室長に起用された任鍾ソク(イム・ジョンソク)氏は学生時代の1989年、女子大生を北朝鮮の国際イベントに送り出し、有罪となった。2000年に当時最年少の34歳で国会議員になった後も、「南北経済文化協力財団」の理事長などを務め、北朝鮮への支援を進めた筋金入りの「従北派」といえる。

 国家情報院長候補の徐薫(ソ・フン)氏も、金、盧両政権で南北首脳会談に関わっている。

 文氏は10日の記者会見で、徐氏について「朝鮮半島の安定などについて平和を構築するのに役立っていただけると思う」と説明した。任氏については、北朝鮮政策との関わりに言及しなかった。

 「政権を取れば親日派を清算する」と公言していた文氏の人事に、官邸周辺は「日米韓の連携に支障が出かねない。反日色の強さを見極めている」と警戒する。

 日米当局による徹底監視が必要だ。

最終更新:5/12(金) 16:56

夕刊フジ