ここから本文です

復活は近い?「君たちはついてこれないだろう」不敵に笑うジャンボ尾崎

ゴルフ情報ALBA.Net 5/12(金) 7:19配信

<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 初日◇11日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(7,217ヤード・パー72)>

“AO”競演に沸いたギャラリー!果たして再演は…?

今年の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」の会場であるかねひで喜瀬CCはホール間の移動距離が長く、アップダウンの激しいベテラン泣かせのコース。沖縄の日差しも加わって8アンダーの首位スタートを決めた49歳の谷口徹も「年齢的にコースがしんどい。ティグラウンドとティグラウンドの間に上りがあるし、最後のほうはかなりしんどくなる」と根を上げる厳しさだ。それは出場選手中最年長70歳の尾崎将司にとってももちろん同じだが、あえて厳しいコースでの戦いに挑んだ事にも意味はある。

この日のジャンボはスタート前に1つ前の組を回る近藤共弘をつかまえていた。「ボールは色々試しているんだ」と前週から試打して好印象だったのが、ブリヂストンのB330Xボール。試合で試すべく同社契約プロで同じボールを使用する近藤に目をつけて、望みのボールを手に入れることに成功した。近藤の名前と共に39とプリントされたボールを受け取ると、「39ってなんだ?(尾崎)」「僕のラッキーナンバーです(近藤)」「そうか(尾崎)」。近藤の名前を黒マジックの線で消してティオフした。ちなみに最近腰痛に悩まされている近藤には、ジャンボから湿布が渡されたとか。

初日はINから出て10番でバーディ。12番パー5ではティショット、セカンドと右ラフを渡り歩くも約100ヤードの3打目をピン左5メートルにつけて2つ目のバーディとし沖縄のギャラリーの歓声に応えた。しかし、その後ダブルボギーを叩くなど終わってみれば5オーバー122位タイ。「クラウンズでこういう感じで打てばというのがあったから試そうと思ったけど、それどころじゃなかった」と失速を悔しがった。

だが、このアップダウンと暑さの中で2日目を回り切れば、練習ラウンドを含めて3ラウンド目。「このコースで3日間回れれば、どこのコースに行っても大丈夫だ」とスコアはふるわなくとも、ここで2日間回りきることは今後につながると尾崎は考えている。記者も歩いて回ると息が切れる厳しいコースだが、それを見透かしたように「君たちはついてこれないだろう」とニヤリと笑う余裕も見られた。

生涯現役にこだわりレギュラーツアーに出場を続けているものの、近年では途中棄権することが増えていた(2016年は9試合で棄権)。しかし、今季は予選こそ通過していないものの棄権することなく予選ラウンドを回りきっており、肉体面の充実をうかがわせる。「今年がダメだったらクラブを置く」と並々ならぬ決意を示したのは1月のこと。尾崎が最後に予選を通過したのは、エージシュートを達成した2013年の「つるやオープン」までさかのぼるが、レジェンドの週末の戦いを再び見られるまで、もうすぐなのかもしれない。

(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:5/12(金) 7:26

ゴルフ情報ALBA.Net