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東証上場企業 17年3月期の決算発表ピーク、上期の円高響く

SankeiBiz 5/13(土) 8:15配信

 東京証券取引所に上場する企業の2017年3月期決算発表が12日、ピークを迎えた。SMBC日興証券が11日までに発表を終えた東証1部上場企業800社(金融除く、全体の61.3%)の決算を集計したところ、本業のもうけを示す営業利益は前期比5.9%減の25兆730億円で、5年ぶりの減益となりそうだ。昨年11月の米大統領選後の円安進行が追い風となったが、上期に円高傾向で推移したマイナス影響を補いきれなかった。

 売上高は2.3%減の339兆4230億円。経常利益は1.4%増の27兆8410億円で、プラス圏を維持できれば2年連続で過去最高を更新する。最終利益は18.0%増の19兆2730億円で、2年ぶりに最高を更新する見通しだ。

 直近の17年1~3月期に限ると、円安を支えに増収増益で、営業利益は前年同期比6.7%増、経常利益は39.6%増となった。

 18年3月期の業績予想は11日までの集計で、売上高、利益とも前期を上回る見通しとなっている。鋼材市況の低迷で前期は苦戦した鉄鋼が大幅な営業・経常増益になるとしたほか、海運業は前期の赤字から黒字転換を見込む。

最終更新:5/13(土) 8:15

SankeiBiz