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【香港】生保の伸び鈍化へ、中国の規制響く=S&P

5/12(金) 11:30配信

NNA

 大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の陳ブンブン(ブン=雨かんむりに文)アナリストは11日、香港で販売される向こう2年の生命保険の保険料収入が前年比で10%増程度になると予測した。伸び幅は昨年の25%以上から大幅に鈍化する。中国本土住民による香港の保険購入需要は依然続くものの、中国政府による香港での保険購入規制が影響するとみている。官営放送のRTHKなどが伝えた。
 本土企業による香港保険会社の合併・買収(M&A)が増えるにつれ、香港保険市場の競争が激化することにも触れた。ただ、中国政府の規制をかいくぐって、香港の保険商品を購入しようとする本土住民の動きは今後も続き、香港の生保業界は変わらず恩恵を受けると指摘した。一方、市場競争は厳しくなっており、新たな保険商品の開発が求められているとした。
 陳アナリストによると、香港の生保業界は今後、本土系銀行の香港支店をはじめ銀行業界との販売協力を強化していくと予測。IT分野への投資を拡大する生保会社も増えるとみている。

最終更新:5/12(金) 11:30
NNA