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「うんこ漢字ドリル」、1カ月半で100万部突破 「ワードの威力、想像以上」仕掛け人が語るヒットの理由

5/15(月) 7:10配信

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 「うんこ漢字ドリル」が売れています。6学年分の全3018例文に「うんこ」を使い、「日本一楽しい漢字ドリル」とアピール。出版元の文響社(東京都)によると、発行部数は3月下旬の発売から1カ月半でシリーズ累計100万部を突破したそうです。学習参考書というジャンルで、うんこネタがここまでうけたのはなぜか。例文全てを考えたという映像ディレクターの古屋雄作さんと、文響社の山本周嗣社長に聞きました。(朝日新聞文化くらし報道部記者・佐藤啓介)

【画像】本当に「うんこ」だらけの例文見せます。100万部突破した「うんこ漢字ドリル」

きっかけは「うんこ川柳」

――このような漢字ドリルを思いついた経緯を教えて下さい

古屋雄作さん:2003年ごろから、「うんこをブリブリ漏らします」みたいに、うんこをネタにしたオノマトペ(擬音語、擬態語)を楽しむ「うんこ川柳」に取り組んでおり、ホームページで発表するなどしています。これを書籍化しちとか、漫画雑誌の投稿コーナーにしたいとか、出版社に持ち込んだこともありますが、なかなか採用してもらえませんでした。

山本周嗣社長:古屋君とは元々友人。「うんこ川柳」も当時から何となく知っていて、2年ほど前にふとそれを思い出し、古屋君に持ちかけました。

 ただ、「うんこ川柳」を本にしても、一体誰がターゲットなんだ?と疑問があった。こちらが「面白いだろ」と差し出すだけでは社会には響かないですよね。悩みながら川柳を眺めているうち、ふと「漢字なら、子どもの学習にもつながるのではないか」と思いつきました。

3018の例文 「うんこ漬け」で考えた

――小学生が6年間で学ぶ1006の漢字全てに3つの例文。合計3018の例文は古屋さんが一人で考えたそうですね

古屋:1学年分ずつまとめて考えては編集部に持って行き、フィードバックをもらってまた考える、ということを繰り返しました。基本的に集中して一気に取り組みたいタイプなので、1週間くらいずつ「うんこ漬け」の期間をつくり、朝から晩まで考えていました。

――うんこの夢を見たり、追い詰められたりすることはありませんでしたか?

古屋:それはありません。むしろ、武者震いというか。沖縄のホテルをとって缶詰になったこともあります。外の砂浜では、結婚したカップルが式用か何かの写真を撮っている。オーシャンビューのホテルで、そういう景色を見ながら、ひたすらうんこのことだけを考えました。3、4年生の例文を考えていた時期だったかな。

 各学年の子どもたちが理解できる例文であることが大前提。語彙が増える高学年の方が、うんこと組み合わせたら面白そうな熟語が増え、考える幅は広がります。ただその分、前に使ったのと似た文章にはしない、といった縛りも増えていきました。

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最終更新:5/15(月) 10:06
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