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無農薬サンショウの加工品販売 養父の造園業者

神戸新聞NEXT 5/12(金) 8:30配信

 兵庫県養父市玉見で造園業を営む小野山政幸さん(54)、貴美恵さん(49)夫妻が、自ら栽培した朝倉サンショウの実を使った加工品の製造販売を始めた。「風華」のブランド名で、第1弾は調味用粉末や室内用香水など3品を製作。同市内の店舗などで販売している。(那谷享平)

 夫妻は造園業以外の副業として、2013年から無農薬でのサンショウ栽培に乗り出した。造園業の剪定で生じる枝木を発酵させてサンショウの肥料にし、15年からは市内の製菓会社に実を出荷している。

 朝倉サンショウは同市発祥とされ、香りの高さなどが特徴。貴美恵さんは、実が徳川家康に献上された記録が残っていることで「すごい歴史があると知り、自分で商品を作りたいと思っていた」と話す。新たな収入源を探していた時に、朝倉サンショウを栽培し、商品化することを思い付き、自宅の畑などで育て始めた。

 新商品のうち、調味料は実の粉末「朝倉山椒粉」と、それに塩を加えた「朝倉山椒塩」(いずれも5グラム税抜き850円)。低温乾燥させてから粉砕することで、実の鮮やかな緑色と風味を保ったという。実から抽出した成分が入った香水「朝倉山椒アロマウォーター」(30ミリリットル同1300円)は、かんきつ系のさわやかな香りが楽しめる。いずれも添加物などは使っていない。

 同市八鹿町八鹿の雑貨店「コトリー」で販売しているほか、各地のイベントなどに出品していくという。問い合わせは「おのやま庭園」TEL079・664・2229

最終更新:5/12(金) 8:59

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