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【シンガポール】米エクソン、JACの芳香族プラント買収

NNA 5/12(金) 11:30配信

 米石油大手エクソンモービルは11日、シンガポールのジュロン・アロマティクス・コーポレーション(JAC)が同国西部ジュロン島に持つ世界最大規模の芳香族プラントを買収すると発表した。買収額は明らかにしていない。
 シンガポールの現地法人が、JACから同プラントを取得することで合意した。今年下半期(7~12月期)に買収を完了する予定。プラントでは化学繊維などに使われるパラキシレンなどを製造しており、年産能力は140万トン。隣接するエクソンモービルの精製・石油化学施設と統合する計画だ。
 エクソンモービルは声明で「シンガポールには当社にとって最大規模の精製・石化施設があり、原油処理能力は日量59万2,000バレルに上る。今回の買収で同国での芳香族の年産量は350万トン以上に増える。このうちパラキシレンは180万トンだ」と説明している。
 JACは2014年8月、プラントの操業を開始したが、技術的問題が発生したことから同年12月には稼働を停止。15年9月に経営破綻に陥ったものの、その後再建を進め、16年7月にはプラントを再稼働した。エクソンモービルは4月、JACとプラント買収に向けて交渉中だと明らかにしていた。

最終更新:5/12(金) 11:30

NNA