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YOSHIKI緊急手術でロック界大打撃 海外アーティスト招へいに影響も

5/12(金) 11:00配信

東スポWeb

 手術の結果次第では有名外タレの日本公演が危うくなる!? 人気ロックバンド「X JAPAN」のリーダー・YOSHIKI(51)が10日、頸椎の緊急手術を受けるという声明を発表、音楽界に衝撃が走った。本紙昨報どおり手術は、米ロサンゼルスで16日(米国時間)に行う予定。このニュースに青ざめたのが、7月のワールドツアーを制作・運営する「ウドー音楽事務所」だ。万が一、術後の経過が芳しくなく同ツアーが中止となれば今後、海外の有名アーティストが来日できない非常事態に陥りかねない。

「X JAPAN」の公式HPの声明によると、正式な診断名は「頸椎椎間孔狭窄症」(けいついついかんこうきょうさくしょう)。激しいドラムプレーが持ち味のYOSHIKIは、かねて同箇所の持病を抱えていた。

 2009年にも同様の症状で手術。その後、筋力トレーニングなどで改善を図ったが、ハードなスケジュールがたたり、半年前から症状が悪化してしまった。同HPには「手・腕に麻痺・強度のしびれなどの症状が表れ、すでに演奏にも支障をきたしていました」「まるで引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方であり、肉体的にも精神的にも限界」「今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況」とかなり深刻な様子がつづられている。

 YOSHIKIを知る関係者は「何でも限界を極めようとするんですよ。レコーディングも徹底的にこだわる。2日間不眠不休というのもザラです。新アルバムの発売も当初は3月だったのが6月に延び、いまや10月になりましたからね。『本当に発売されるんだろうな?』と関係者は疑心暗鬼ですよ(笑い)。ライブなんか特にそう。自分の体がぶっ壊れてもファンと音楽を共有したいんです」と明かす。

 問題なのは、7月から始まるワールドツアー「X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X」だ。日本で6公演をこなした後、米ロサンゼルスを皮切りに世界を「X JAPAN」に染める予定だったが、今回の事態を受け、米エージェントのウィリアム・モリスと緊急協議中だという。公式HPは「『中止』『振替』『決行』の選択肢を、術後の経過を慎重に見守った上で早急に判断をし、対応についてお知らせさせていただきます」としている。

 ところが、大慌てなのが今回のワールドツアーの日本公演の制作・運営を務める「ウドー音楽事務所」だ。音楽関係者が耳打ちする。

「中止になったら会社は大損害です。関係者が『ヤバイ、潰れる…』と青ざめていました。実はYOSHIKIさんにしてみれば、日本の公演も飛ばしたかったそうです。協議を重ねて、日本公演は何とかできるようにするそうですけど…。それでも術後の経過次第でしょうね」

 同社といえば、ロックに特化した日本初のプロモーターとしてエリック・クラプトン(72)やボブ・ディラン(75)、ビリー・ジョエル(68)などを初めて日本に招聘したことで知られる。現在も海外のさまざまな有名アーティストを呼んでいるが、そんな会社が傾けば、もう日本に海外アーティストが来なくなる可能性もありうる。大げさに言えば、日本のロックシーンの浮沈が今回の手術にかかっているというわけだ。

「日本公演ができたとしてもライブの趣向は変えざるをえない。現在、プランとして挙がっているのは、YOSHIKIさんにピアノで参加してもらうというものです。『MTVアンプラグド』のような形式になるのかもしれません」(同)

 これまでもさまざまな難局を切り抜けてきた希代のカリスマドラマーだけに、病気に打ち勝ち元気な姿をステージで見せてくれることをファンは信じているだろうが、果たして…。

最終更新:5/12(金) 11:04
東スポWeb