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ドル/円は上昇一服、6月米利上げ観測で強気見通し続く=NY市場

ロイター 5/12(金) 6:32配信

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で反落。最近続いていたドル高/円安の流れに一服感が広がったほか、トランプ米大統領の連邦捜査局(FBI)長官解任を巡る懸念がくすぶっている。

ただこの日発表された米経済指標が好調で、連邦準備理事会(FRB)は6月に利上げするとの観測が強まったため、ドルの強気見通しは維持された。

終盤のドル/円<JPY>は0.4%安の113.87円。

TDセキュリティーズの北米FX戦略責任者マーク・マコーミック氏は「日々の動きから見るとドル/円は買われ過ぎなので、(一段と上がるには)新たな材料で勢いをつける必要がある」と指摘し、今後はポジション調整の局面に入ってもおかしくないと付け加えた。

それでも米国の指標は、新規失業保険申請件数が予想外に減少し、4月卸売物価指数も力強い上昇を取り戻した。フォレックス・ドット・コムの調査責任者ジェームズ・チェン氏は「米国では3月の経済データがさえない内容だったが、4月は持ち直しているようだ」と話した。

マクロエコノミック・アドバイザーズによると、11日の指標を加味すると第2・四半期の米国内総生産(GDP)成長率は3.9%に達する見通し。こうした中でCMEグループのFEDウオッチが示す6月利上げ確率は85%となった。

直近のポンド/ドル<GBP=>は0.5%安の1.2880ドル。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が公表したインフレ報告が、向こう2年の利上げがなさそうなことを示唆した。

BOEは金融政策委員会(MPC)で政策金利据え置きを7対1で決めた。

ドル/円 NY終値 113.84/113.89

始値 114.04

高値 114.11

安値 113.47

ユーロ/ドル NY終値 1.0861/1.0862

始値 1.0870

高値 1.0875

安値 1.0840

(表はロイターデータに基づいています)

最終更新:5/12(金) 6:32

ロイター