ここから本文です

不動産大手5社 最終利益、3社が過去最高 17年3月期

SankeiBiz 5/13(土) 8:15配信

 不動産大手5社の2017年3月期連結決算が12日出そろい、三井不動産、三菱地所、住友不動産の3社で最終利益が過去最高となった。企業の移転需要などを背景に都心のオフィスビル事業が好調のほか、住宅事業でも一等地の高級マンション販売が伸びた。

 過去最高益は三菱地所が10年ぶりで三井不動産が3年連続、住友不動産は4年連続となる。

 企業の業績回復や採用増に伴って貸付面積が拡大。都心を中心にオフィス賃料が上昇を続けており、増益に寄与した。昨年開業した三菱地所の大手町フィナンシャルシティグランキューブといった新築ビルだけでなく、通期で満室稼働した住友不動産の東京日本橋タワーなど既存ビルの収益も順調に推移した。

 住宅販売事業もマンションの価格上昇に一服感が出たことで粗利益が改善。大手のブランド効果もあり、今年度も2社が売上計上戸数の増加を見込む。

 東急不動産ホールディングス(HD)は投資家向けビル販売の減少などで減収となった一方、高級マンション販売が好調で増益。野村不動産HDは7年ぶりの減益で、主力のマンション販売で売上計上戸数を減らしたことなどが響いた。

最終更新:5/13(土) 8:15

SankeiBiz