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稀勢の里、夏場所出場!師匠・田子ノ浦親方が明言「今朝決めた」

サンケイスポーツ 5/12(金) 7:00配信

 大相撲の横綱稀勢の里(30)が、夏場所(14日初日、両国国技館)に出場することが決まった。師匠の田子ノ浦親方(40)=元幕内隆の鶴=が11日、明らかにした。前日10日まで5日連続の出稽古で関取を相手に相撲を取り、急ピッチで仕上げた。3連覇がかかる夏場所前後の神事も滞りなく行われそうで、「相撲の神様」もほほえんでくれる。12日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決まる。

 やれることは、やった。そんな心境だからだろう。稀勢の里はこの日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋での朝稽古に姿を見せなかった。

 田子ノ浦親方は「(夏場所に)出場する。休場はしない。本人と話し、今朝決めた。出るからには横綱らしい相撲を取ってもらいたい」と明かした。この日は、前日までの出稽古により「疲れがたまっていたので休ませた」という。

 新横綱場所だった3月の春場所13日目に左上腕部、左大胸筋を負傷しながら、千秋楽に劇的な逆転で賜杯を抱いた。4月の春巡業は全休。今月6日から関取衆と相撲を取り始め、5日間連続で5部屋へ足を運び9人の関取を相手に76番。68勝8敗で仕上げ、本人も10日に報道陣を前に事実上の出場宣言をしていた。

 12日には、相撲の祖といわれる野見宿禰(のみのすくね)が祭られた「野見宿禰神社」(東京・墨田区)の例祭で、新横綱が誕生して初の東京場所前に行う恒例神事として横綱土俵入りを披露する。日本相撲協会関係者によれば「休場していれば中止だったろう」。生涯に一度しかない、お披露目がかなう。

 休場力士は慣例上、師匠の監督のもと場所後の行動が制限される。稀勢の里は6月に茨城・鹿島神宮、東京・富岡八幡宮での奉納土俵入りも控えており、夏場所を全うすればこれも滞りなく行える。東京場所では初めての雄姿。「神様」も大歓迎だ。

最終更新:5/12(金) 9:04

サンケイスポーツ