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米議会、通商代表部トップようやく承認 貿易交渉実務役

朝日新聞デジタル 5/12(金) 6:37配信

 米議会上院は11日、米通商代表部(USTR)代表に弁護士のロバート・ライトハイザー氏(69)を起用する人事案を賛成82票、反対14票で承認した。宣誓式を経て近く就任する。貿易交渉の実務を担う「船頭役」がようやく承認されたことで、トランプ政権の通商政策が本格的に動き出す。

 トランプ政権は、メキシコとカナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を最優先課題に掲げているが、USTRが不在のため調整が遅れていた。トランプ政権は近く、正式な交渉入りの90日前までに必要な議会への通告をするとみられる。

 ライトハイザー氏は1980年代のレーガン政権時代、USTR次席代表として、鉄鋼などの貿易交渉を担当。日米鉄鋼協議では、日本側に鉄鋼製品の自主的な輸出規制を認めさせた。その後、鉄鋼大手USスチールの顧問弁護士として、中国メーカーの不公正貿易への対応を政府に求めるなど、対中強硬派として知られる。(ワシントン=五十嵐大介)

朝日新聞社

最終更新:5/12(金) 10:40

朝日新聞デジタル