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【二宮寿朗の週刊文蹴】32歳Cロナ、努力惜しまず身体能力維持

スポーツ報知 5/12(金) 12:03配信

 欧州CL2連覇を目指すRマドリードが、Aマドリードとのスペイン対決を制して決勝に進出した。立役者は、言うまでもなくエースのC・ロナウド。昨夜の試合(準決勝第2戦)こそ低調なパフォーマンスに終わったが、準々決勝・バイエルン戦2試合で5得点を挙げ、Aマドリードとの第1戦でもハットトリックを達成している。

 32歳のストライカーは衰え知らず。大舞台にはめっぽう強い。「俺が俺が」の独善的なプレーは、もはや昔の話。最近はシンプルかつ丁寧なプレーが目立つ。

 Aマドリードとの第1戦、終盤に奪った3点目のシーンが今の「CR7」を象徴しているだろうか。

 自陣からのカウンターで右サイドにいたC・ロナウドは中に移ってボールを受けてドリブル。ペナルティーエリア手前でスピードを落とし、大外を回らせたルーカス・バスケスにはたいて自分は中へ。バスケスからのボールをそのまま打たず、一度止めてからインサイドキックで丁寧に流し込んでいる。結果的にこの3点目が、第2戦に大きく影響する形となった。

 C・ロナウドという人は、努力を惜しまない。

 年齢とともにプレーを変化させるとともに、驚異的な身体能力を維持している。キック力、瞬発力、跳躍力などはウェートトレーニングのたまものだろう。“クリロナ通”で知られるストライカー・播戸竜二(大宮)に彼の魅力を語ってもらったことがある。

 「トレーニングから一切、手を抜かへんと思うし、一切の甘さを排除してしんどいことを継続してやり続けることができる人。決して自分に満足しない人やから、やれるんでしょうけど。すべてはサッカーに懸ける情熱なんでしょうね。高いモチベーションをいつまでも持続できる。これも簡単なことじゃないですよ」

 努力に勝る天才なし―。2年連続5度目のバロンドールが近づいている。(スポーツライター)

最終更新:5/12(金) 12:03

スポーツ報知

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