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15歳・久保「初戦が大事」 自身初となる世界大会…21日の南アフリカ戦に照準

5/12(金) 6:05配信

デイリースポーツ

 「サッカー・U-20W杯・韓国大会1次リーグ、日本-南アフリカ」(21日、水原)

 サッカーのU-20(20歳以下)W杯・韓国大会(20日開幕)に出場するU-20日本代表は11日、静岡県内で合宿をスタートした。日本歴代最年少でメンバーに選ばれたFW久保建英(15)=FC東京U-18=は、自身初となる世界大会に向け「初戦が大事」と語り、21日の1次リーグ・南アフリカ戦(水原)に照準を合わせた。U-20代表は16日まで静岡県内で合宿を行い、17日に韓国入りする。

 世界の厳しさは、誰よりも知っている。W杯本大会に向けた直前合宿初日。久保が見据えていたのは、大会の行く末を左右する初戦の南ア戦だった。「初戦が大事。どの大会でも、初戦を勝っているチームが(1次リーグを)突破している。まずは初戦までの10日、どのような準備をするか」と力を込めた。

 強豪・FCバルセロナの下部組織出身。世界屈指の才能が集まる場所で、10歳から研さんを続けてきた。「まだ体ができていた時のことじゃない」と話すが「欧州でも、アフリカよりも身体能力が強いチームがある。欧州だから、アフリカだからと決めつけず、相手を見てからしっかりプレーしたい」とイメージを膨らませている。

 “下準備”は済ませている。2日のメンバー発表時から「南アにはアフリカ予選の得点王がいる」と語り、171センチと小柄ながら強烈なドリブルと高い決定力が持ち味のMFルーサー・シン(ブラガB)を個人的に分析。自身が持つ情報も「周囲とコミュニケーションしたい」と共有を図るつもりだ。

 この日のミニゲーム形式の練習でも、左サイドからの高速クロスを右足ヒールで流してMF堂安の得点をアシスト。J1でも3得点を挙げている19歳の堂安も「感覚で感じ合えるところがあったら(相手を)崩せる」と手応えを口にした。

 大会を目前にした合宿。特別に持参したものを問われた15歳は、はにかみながらもしっかりと答えた。「気持ち、ですかね」。世界を驚かす準備は、できている。