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【大相撲】夏場所出場 稀勢の里2つの注目点

5/12(金) 16:47配信

東スポWeb

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が11日、大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)に出場することを決めた。この日は5日連続で行った出稽古の疲労を考慮して部屋の稽古を休み、体のケアに専念。師匠の田子ノ浦親方(40=元幕内隆の鶴)が報道陣に対応し「出場します。本人と話をして朝に決めた。(稀勢の里が)『大丈夫』と言っている」と明言した。

 稀勢の里が出場を決めたことで、2つの注目点が生まれた。一つは「15日間を全うできるのか」。場所前の稽古では春場所で痛めた左上腕部と左胸部にサポーターやテーピングを厳重に施した。患部を気にして顔をしかめる場面が何度もあったように、完治しているわけではない。最終的に上位陣と稽古できる状態まで仕上げたとはいえ、本番へ不安は尽きない。

 もう一つが「双葉山超え」だ。初優勝から3連覇すれば1937年夏場所の双葉山以来、80年ぶりの快挙となる。ただ、当時は年2場所制で1場所11日制(V3は13日制)。1場所15日制が定着した49年、そして年6場所制となった58年以降で、この記録を達成した力士は過去に一人もいない。稀勢の里がV3を果たせば史上初の大記録だ。

 春場所では劇的な逆転優勝で世間の注目を集めたが、快挙達成なら今の“稀勢フィーバー”に拍車がかかることは間違いない。

最終更新:5/12(金) 16:47
東スポWeb