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いまだ1勝の中日・バルデス 勝ち運のなさに球団関係者も同情

5/12(金) 16:46配信

東スポWeb

 中日は11日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に3―4で敗戦。4カード連続負け越しで借金は今季ワーストタイの10となった。助っ人左腕のラウル・バルデス(39)がまたも白星から見放された。中5日で先発し、6回1失点の好投。だが、2点リードの7回から2番手で登板した左腕・岡田が倉本に1号2ランを被弾するなど3点を失い、逆転を許した。

 7回、バルデスはいったん、マウンドに上がった。だが、先頭打者に代打エリアンが告げられるとベンチは岡田を投入した。両打ちの打者に対し左投手から左投手への交代という不可解な采配。この継投が裏目に出て森監督は「守り切らないと勝てなかった。俺が悪い」と険しい表情だ。

 それにしてもバルデスの不運ぶりは突出している。今季8度の先発はすべてクオリティースタート(先発投手が6回以上を投げて自責点3以下)。両リーグ最多の54回2/3を投げ、防御率1・98は1・89の巨人・菅野に次いで2位。中6日は一度もなく、中5日が5度、中4日はすでに2度もある。これだけの成績を残しながらも、今季1勝1敗で勝ち負けなしが6度だ。

 チーム関係者は「ここまで4勝の菅野が3試合連続完封して騒がれていたけど、6回まで持たずにKOされたり、4点以上取られたゲームもあった。それに比べたらバルデスの方がよっぽどすごい。打線がもっと打って、リリーフ陣がしっかりしたチームなら、もう5、6勝しててもおかしくない。ある意味、セ・リーグの最高の投手はバルデスだよ」と同情する。「勝てないけど、こういう時もあるよ。今日のような投球を続けていけば、いずれ勝ち星がつくと思うので今後も全力でいく」とはバルデスだが、早いところ打線や救援陣はその好投に報いてやらないことにはバチが当たりそうだ。

最終更新:5/12(金) 17:29
東スポWeb