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燕・山田、4の4&今季6個目盗塁!「GW明け」予告通りの完全復活

サンケイスポーツ 5/12(金) 7:00配信

 (セ・リーグ、ヤクルト12-3広島、9回戦、広島5勝4敗、11日、神宮)ヤクルトは11日、広島9回戦(神宮)に12-3で快勝し、3カードぶりの勝ち越しを決めた。「3番・二塁」で先発出場した山田哲人内野手(24)が、4打数4安打2打点と大活躍。今季初の猛打賞(1試合3安打以上)をマークした主軸の“爆発”を号砲に、打線も先発野手全員安打を記録した。世界初の3年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)達成、チームの浮上へ、ついに“いつもの山田”が戻ってきた。

 “山田劇場”が神宮に帰ってきた。2点リードの六回二死一、三塁。山田は左前に適時打を運び、2015年8月22日の中日戦(神宮)以来、約2年ぶり、自身13度目の1試合4安打を達成。お立ち台で、喜びを爆発させた。

 「最近、結果も出ているので調子もよくなっていると思う。迷うことなく、全打席フルスイングができました」

 まず一回二死では落ちる球を左前打。先頭で迎えた三回は速球を右方向にはじき返し、今季6盗塁目となる二盗も決めた。四回にはスライダーを左前適時打とし、八回の第5打席は明らかに勝負を避けられ、4打数4安打、1四球。あらゆる球種に対応する姿に、打率・191、2本塁打、8打点に沈んだ4月までの姿はなかった。

 3年連続トリプルスリーを目指す男とは思えない不振に苦しむ中、山田は4月半ばにこう“予言”していた。

 「状態が上がるまで、あと2週間くらいかな。(早くて)ゴールデンウイーク明けとか」。言葉通り、復活を告げる活躍に「全打席、真っすぐを狙って、変化球が来れば振るという理想の待ち方ができた」と手応えを示した。

 効いたのは打撃フォームの見直しだ。強打者が常に苦しむ内角攻めに対応しようと、体が開き気味になっていたが「左膝を開かないこと」を意識し、ルーティンのティー打撃を繰り返した。その成果が表れ、打率は・246まで上昇した。

 先発野手全員安打となる15安打、今季最多に並ぶ12得点を挙げた打線を引っ張った背番号1に、真中監督は「チームに勢いがつくバッティングだった」と目を細めた。それでも、山田は「まだまだ」と視線を鋭くした。反撃はここから。息を吹き返した山田の打棒が、燕を浮上させる。

最終更新:5/12(金) 18:05

サンケイスポーツ

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