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<広島中央署盗難>現金、箱に入れ金庫に 発覚遅れた可能性

毎日新聞 5/12(金) 15:01配信

 広島県警広島中央署の会計課の金庫に保管していた詐欺事件の被害金8572万円が盗まれた事件で、現金は封筒などに小分けにした上、箱に入れて金庫に収納していたことが分かった。金庫は遺失物も保管しており、課員がほぼ毎日開閉していたが、現金は箱に入っていたためなくなっても気付かず、発覚が遅れた可能性もある。

 捜査関係者によると、被害金は小分けされた封筒を箱に入れる形で金庫に保管され、一部が抜き取られても外観上は分からない状態だった。会計課長が、金庫の鍵を保管している自分の机の引き出しの鍵が壊されているのに気付き、8日午後8時ごろ、金庫を開けて箱の中を確認して盗難が発覚した。課長は、連休前の2日には引き出しに異常はなかったと説明しているという。

 会計課の金庫は本来、遺失物などを保管するものだが、詐欺事件の被害金が多額だったため、署長判断で金庫に入れられていた。会計課員は遺失物の確認のため、ほぼ毎日開閉していたという。3~5日は広島市中心部で大きなイベントがあり、会計課員が複数出勤していた。県警は3~7日の間に鍵の保管場所を知る人物が盗んだ可能性が高いとみているが、それ以前にも抜き取られていた疑いもあるとみている。【東久保逸夫、小山美砂】

最終更新:5/12(金) 15:01

毎日新聞