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稀勢の里の夏場所出場を師匠が明言!3連敗中の白鵬は闘志

スポーツ報知 5/12(金) 6:09配信

 左上腕などを負傷していた横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=の大相撲夏場所(14日初日・両国国技館)への出場が11日、正式に決まった。疲労回復のために稽古を休んだ横綱に代わり、東京・江戸川区の部屋で師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が「出場します。休場はしません」と明言した。この日朝に親方が横綱と電話で話して最終的な意思を確認。「やってみないと分からないが本人がやれるというので。横綱らしい相撲をとってもらうしかない」と弟子の強い意志に全てを託した。

 春場所で左上腕、左大胸筋を負傷しながら強行出場して劇的優勝を果たしたが代償は大きかった。当初は全治1か月だったが、回復はそれ以上に長引いた。3日の稽古総見を欠席するなど関取衆との稽古を直前まで回避。6日から異例ともいえる5日連続の出稽古で急ピッチ調整。時津風部屋に出向いた前日(10日)の稽古後、稀勢の里は「だいぶ仕上がっている。いい感じでいける」と話していた。

 最悪休場の可能性もあったが、無事出場。この知らせを聞いて触発されたのが横綱・白鵬(32)=宮城野=だ。これで東京場所では1999年秋場所以来18年ぶりに4横綱が出場。白鵬は春場所を5日目から右足親指負傷で途中休場したため稀勢の里の昇進後は初対戦。江東区の伊勢ケ浜部屋への出稽古後、「今度は最後まで取り切りたいね。それだけだね」と言葉を強めた。過去43勝16敗と圧倒も昨年名古屋場所から3連敗中と旗色は悪い。「何日かやって本人がいけるとなったと思う。場所中15日間で体を作れる考えがあるのかも」と相手の心中を想像しながら、闘志を高ぶらせた。

(網野 大一郎)

最終更新:5/12(金) 11:28

スポーツ報知