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島の課題、新聞で探そう 津名高、地域活性化考える授業 兵庫

産経新聞 5/12(金) 7:55配信

 県立津名高校(淡路市志筑)で、新聞記事や地元住民の話などから淡路島の課題を探し出し、解決策や地域活性化の方策をまとめる授業が実施されている。市役所や大学とも連携して課題への理解を深めるほか、来年1月には校外の有識者などを招いた発表会も計画している。

 「REBORN PROJECT(リボーン プロジェクト)」と名付けられた授業は、自分たちが暮らす地域を知るとともに貢献方法を考えてもらうことで、地域を支える気持ちや自身のキャリアなどを考えてもらおうと同校が計画。週1回の「総合的な学習」の授業枠を活用し、2年生の文系クラス約150人が課題の発見から解決策の考案、発表まで行う。

 必要に応じて島内の大学や市役所などから講師を招く予定で、校外調査も検討している。5月31日には同市五斗長(ごっさ)地区でまちづくりに取り組む住民が講師となり、地域活性化について話をするという。

 10日に行われた授業では、生徒たちが子育てや観光、教育など各テーマに関連する新聞記事を探し出してリストアップする作業を実施。1~4月に発行された新聞を手渡された生徒は、2人1組になって紙面を熟読。「詐欺被害の記事がかなり多い」「高齢ドライバーは淡路島でも問題になっているのでは」などと口にしながら、記事の日付や見出しを別紙に書き出していた。内容は後日、パソコンに入力してデータベース化するという。

 授業を受けた札場裕乃(ひろの)さん(16)は「普段はあまり新聞を読んでいなかったけれど、よく見るとさまざまな話が載っていて発見が多かったです」と話していた。プロジェクトを主導する大石昇平教諭(34)は「新聞をしっかり読むことを通じて、地域の課題や解決のヒントを拾い上げてくれればうれしい」と期待を込めていた。

最終更新:5/12(金) 7:55

産経新聞