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<景品表示法違反>コスモ石油販売に措置命令 消費者庁

毎日新聞 5/12(金) 19:11配信

 ガソリンスタンドで行う車検をめぐり、実際にしていない値引きをチラシで宣伝したのは景品表示法違反(有利誤認)に当たるとして、消費者庁は12日、コスモ石油販売(東京都中央区)に対し、再発防止を求める措置命令を出した。

 調査した公正取引委員会によると、コスモ石油販売は2015年9月~16年11月、大阪府と奈良県内のガソリンスタンド5店舗の新聞折り込みチラシで、法定費用などを除いた車検費用について「通常検査費用」を1万4040円とし、8640円か7560円に値引きすると宣伝した。しかし、14年3月以降、1万4040円で検査した実績はなく、値引きはなかった。

 また、毎回、セール期間を「月末まで」としていたが、実際は翌月になっても同じ価格での宣伝を繰り返していた。チラシは大阪、京都両府と奈良県で計約1062万枚配られたという。

 コスモ石油販売は全国で約600の直営ガソリンスタンドを運営している。大阪、奈良両県を統括する同社大阪カンパニー(大阪市西区)は取材に「表示に関しての認識が甘く、安易な感覚で昔の価格を残してしまった。反省しており、再発防止に努める」としている。【山崎征克】

最終更新:5/12(金) 22:20

毎日新聞