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【U20】15歳久保、初戦南アのエースを分析「すごい決定力」

スポーツ報知 5/12(金) 6:12配信

 U―20W杯(韓国、20日開幕)に5大会10年ぶりに参加するU―20日本代表が11日、静岡県内で事前合宿をスタートさせた。同大会に飛び級で日本史上最年少で出場するFW久保建英(15)=F東京U―18=は、21日の1次リーグ初戦、南アフリカ戦に向けて照準を合わせることを宣言。プレーだけでなく分析力も武器に、先手必勝で決勝トーナメント進出を果たし、待ち受ける各チームのエースを撃破する。

 全く気負いはなかった。報道陣から、今大会に向けて特別に持ってきたものを問われた久保は「気持ち、ですかね」とニヤリ。続けて「特に何もないです」と言って、余裕の“切り返し”を見せた。

 自然体で臨めている証拠だ。初めてこの代表に呼ばれた昨年12月のアルゼンチン遠征から半年。「最初と比べるといい緊張感でやれていますし、ピッチ外の不安もほぼゼロに近い。よりピッチ内に専念できると思います」。この日のミニゲームでも左サイドのDF初瀬からのクロスを右足ヒールで流し、MF堂安の得点をアシスト。連係面も向上し、攻撃の切り札としてだけでなく、先発も狙える存在になりつつある。

 そんな久保が最も重要視しているのが、初戦の南アフリカ戦だ。アフリカ予選は4位ながら身体能力を武器にした相手に「初戦に勝てば、グループ突破の可能性が大きく現実的になる。本当にどの大会でも初戦を勝っているチームが突破しているのでしっかり準備したい」と照準を定めている。

 プレーだけでなく、分析力も一流だ。代表チームで分析するのはこれからだが、すでに自身で南アフリカの選手をチェック済み。特にアフリカ予選で得点王となったMFルーサー・シン(ブラガB)について「すごい決定力を持っている。どんなものか見てみたい」と興味津々。自身と同じくドリブルとFKを武器としており、直接対決を心待ちにしている。2戦目のウルグアイにはユベントス入りが内定しているMFベンタンクール(ボカ・ジュニアーズ)、3戦目のイタリアには今季セリエAで27試合に出場しているMFバレッラ(カリアリ)ら逸材がズラリとそろうが、初戦で勢いに乗ることができれば、世界の強敵を倒すことも可能だ。

 同大会の日本の最高成績は99年大会の準優勝。南アフリカ戦まであと10日となり「サッカー好きでやっているので楽しみです。しっかり意識高く一日一日やりたい」とキッパリ。日本が誇る15歳が、世界の舞台で躍動する。(井上 信太郎)

最終更新:5/12(金) 6:41

スポーツ報知

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