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田臥と富樫、はやくも火花 BリーグCS、13日開幕

朝日新聞デジタル 5/12(金) 17:10配信

 Bリーグの初代王者を決めるB1のチャンピオンシップが13日に開幕する。13、14日の準々決勝では、日本人で初めてNBA(米プロバスケットボール協会)でプレーした田臥勇太(36)が率いる栃木と、富樫勇樹(23)の千葉が激突。日本を代表するポイントガード(PG)の対決に、8日に行われた会見では互いに「負けられない」と口をそろえた。

【写真】千葉の富樫(左)と栃木の田臥

 栃木は東地区1位、千葉は同3位ながらワイルドカード枠での進出となった。同じ地区に属し、手の内を知り尽くした相手。今季のリーグ戦の直接対決の成績は互いに4勝4敗だ。ただし1月の全日本総合選手権準々決勝では千葉が栃木を下した。また直近では4月29、30日に行われたリーグ戦で千葉が2連勝と勢いづいている。

 チームの勝負と同じくらい注目を集めるのが、司令塔の対決だ。長年日本のバスケットの「顔」として、コートの内外でバスケット界を率いてきた田臥。千葉を全日本総合選手権初優勝に導き、Bリーグのオールスター戦では味方の外国人選手に抱きかかえられてのダンクシュートで一気に全国区となった富樫。年齢は13歳も離れているが、田臥は173センチ、富樫は167センチとともに小柄ながらスピードと技術でチームを率いてきた。そのプレースタイルが、何かと似ている2人はたびたび比較され、Bリーグ元年の盛り上げに一役買ってきた。

 今季、富樫は全60試合、田臥は59試合に先発。1試合平均アシスト数では、富樫が4・0回でリーグ3位、田臥は3・4回で8位にランクインしている。

 8日の会見では、「富樫選手に負けないようにしたい」(田臥)、「田臥選手を倒せるようにがんばりたい」(富樫)と互いを意識したコメントも。報道陣から「日本一のPGの定義とは」と聞かれた2人は、「チームを勝たせるのがPG」と同じ答えを口にした。(伊木緑)

朝日新聞社

最終更新:5/12(金) 20:53

朝日新聞デジタル