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「強い絆」称賛、やゆも=新大統領夫人の報道過熱―仏

時事通信 5/12(金) 14:33配信

 【パリ時事】マクロン次期フランス大統領(39)の就任が14日に迫る中、25歳年上のブリジット夫人(64)に関する報道が過熱している。

 風刺紙シャルリエブドは夫妻をやゆする内容の漫画を掲載。しかし、二人はおしどり夫婦として知られ、過去に女性問題を抱えた大統領が続いたことを踏まえ、「久しぶりに強い絆で結ばれた大統領夫妻が誕生する」(ルモンド紙)と指摘する声もある。

 10日付シャルリ紙の一面を飾ったのは「彼は奇跡を起こす」と題し、妊娠したブリジットさんとマクロン氏を描いた作品。史上最年少の39歳で大統領に当選したマクロン氏なら、60代の夫人と子供をもうける「奇跡」も可能だという風刺だ。夫人に対する侮辱だと受け取られかねない表現だとして、批判も出ている。

 ブリジットさんは北部アミアンで老舗チョコレート店を営む家庭に生まれ、教師となった。高校時代にブリジットさんから演劇を教わったマクロン氏が恋に落ち、17歳の時に「何があっても、あなたと結婚する」と宣言した逸話は有名だ。

 ブリジットさんには当時、夫がいた。教師と教え子の不倫に眉をひそめる人も多く、マクロン氏の両親は二人の関係を終わらせるため、マクロン氏をパリの学校に送った。しかし、二人はその後も交際を続け、ブリジットさんの離婚を経て、2007年に結婚。大恋愛を成就させた。

 マクロン氏は大統領選中の演説で「彼女がいなければ、今の私はない」と言い切り、ブリジットさんも地元メディアに「私たちは互いを必要としている。年の差は問題ではない」と語っている。

 ブリジットさんは気さくで、活力に満ちた人柄。フィガロ紙は、ブリジットさんが「歴代大統領の夫人らと会って助言を仰いでいる」と紹介した。首脳外交を陰で支えるファーストレディーとしての役割に期待が高まっている。 

最終更新:5/12(金) 14:57

時事通信