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チッソ森田社長退任 後藤・最高顧問が再び社長に

朝日新聞デジタル 5/12(金) 20:57配信

 水俣病の原因企業チッソ(東京)は12日、森田美智男社長が退任し、2003年まで社長を務めた取締役最高顧問の後藤舜吉(しゅんきち)氏(82)が再び社長に就任する人事を発表した。6月29日の株主総会後の取締役会で正式に決まる見通し。

 この日の取締役会で内定した。森田社長の退任について、同社は「健康上の理由」と説明している。

 後藤氏は1993年から同社社長、2003年から会長を務めた。11年に水俣病被害者の救済策に伴う同社の分社化が節目を迎えたことなどを理由に退任。最高顧問に就いた。

 関連会社の肥料製造会社「ジェイカムアグリ」の大衡(おおひら)一郎社長も、後藤氏とともに代表取締役に就任する予定。同日会見した上野正昭取締役は「補償責任をしっかり果たしていくため代表取締役2人体制にする。後藤(最高顧問)は水俣病に長く関わり、よく分かっている」と述べた。(奥正光)

朝日新聞社

最終更新:5/12(金) 20:57

朝日新聞デジタル