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5度目防衛狙う井上尚弥「メキシコ人はハートが強いイメージなので気は抜けない」

スポニチアネックス 5/12(金) 16:09配信

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(21日、東京・有明コロシアム)で5度目の防衛を狙う王者・井上尚弥(24=大橋)が12日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。

 メキシコ系米国人リカルド・ロドリゲス(27)の挑戦を受ける井上尚は「スパーも順調にこなして切り上げた。体重もあと4キロ弱まで来ている。スーパーフライ級の体重のつくり方にもなじんで、調子良く仕上がっている。自分でも楽しみ」と抱負。昨年5月に井上尚が判定で退けたダビ・カルモナ(メキシコ)に敗れたことがあるロドリゲスについては「タイプ的にはカルモナと似たり寄ったり。突破口とする左フックがラフなので注意したい。メキシコ人はハートが強いイメージなので気は抜けない」と説明した。

 「下半身の強化」をテーマに掲げた今回は、初めて試合1カ月前に走り込みなどの強化合宿を1週間行った。成果はパワーアップに現れており、大橋ジムの大橋秀行会長が「(父の)真吾トレーナーがミット打ちで“パワーが凄い。手が痛い”と言っているのを初めて聞いた」と驚いたほど。右手首を痛めた真吾トレーナーは「ストレートを受けるときつい」と公開練習ではミットを持たず、元東洋太平洋スーパーフライ級王者の弟・拓真(21)が相手を務めた。真吾トレーナーは「合宿から帰ったあとのミット打ちは食べていて体重が乗っていたこともあり、ビックリしたくらいでした」と苦笑し、「スパーリングではスーパーバンタム級のフィリピン人選手がナチュラルの体重でいっぱいいっぱいだった」と、2階級上のパワーを実感していることを明かした。

 V5成功後は9月に念願の米国進出を予定している。大橋会長は「年末にも大きな試合をしていきたい」とビッグマッチの計画をにおわせた。井上尚は「まずは今回勝つことが重要だけど、9月の米国へしっかりアピールしていきたい」と話した。

最終更新:5/12(金) 16:09

スポニチアネックス