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棄権の錦織「100%でプレーできない」 照準は全仏

朝日新聞デジタル 5/12(金) 23:04配信

 テニスのマドリード・オープンで12日、男子の世界ランキング8位、錦織圭(日清食品)は同2位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのシングルス準々決勝を右手首痛のため棄権し、4年連続のベスト4入りはならなかった。

 記者会見場に姿を見せた錦織は「昨日の試合の後から少し痛くなり、来週出たい気持ちもあるので、リスクは避けました。100%でプレーできないので」。

 今季本調子ではないとはいえ、10連敗中のジョコビッチは、痛みが増さないような「だましだまし」のプレーで勝てる相手ではない。撤退は賢明な判断だろう。

 14日からイタリア国際(ローマ)、そして4大大会の全仏オープン(28日開幕・パリ)が控える。錦織は「ローマは出たいと思っているけど、約束はできない。全仏の方が僕には大事だから」と明かした。

 今の症状はショットによって痛みを感じたり、感じなかったりと気まぐれなようだ。「筋肉の痛みなら、無理もできるけど、手首は骨がたくさんある箇所だし、まだ少し炎症があるかもしれない」。炎症だとしたら、休養が有効な「治療法」だ。「前向きに考えて、来週試合ができるように最大限の努力をしたい」。努力で回復を早めるのが難しいけがだけに、本人ももどかしいだろう。(マドリード=稲垣康介)

朝日新聞社

最終更新:5/12(金) 23:04

朝日新聞デジタル