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電機大手決算、4社が営業減益=円高など響く

時事通信 5/12(金) 19:00配信

 東芝を除く電機大手7社の2017年3月期連結決算が12日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益は、日立製作所、ソニーをはじめ4社が円高などの影響で減益になった。一方、パナソニックと富士通はコスト削減で増益を確保し、シャープは3期ぶりに黒字に転換した。

 日立は、円高に加えて事業再編の影響で2期連続の営業減益となった。西山光秋執行役専務は12日の説明会で「多少の(利益の)変動はカバーできるよう原価低減を進める」と語った。

 ソニーは、映画事業での減損損失や熊本地震で工場が被災した影響で減益だった。三菱電機は円高で社会インフラ事業などが苦戦、NECは主力の官公庁や通信事業者向けビジネスが振るわず、ともに減益となった。

 これに対し、パナソニックは自動車向け事業の好調が増益に貢献した。富士通はパソコンと携帯電話で収益が改善し、2期ぶりに増益。シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で進めた構造改革が奏功した。

 18年3月期は非公表のシャープを除く全社が、増益を予想した。 

最終更新:5/12(金) 21:28

時事通信