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尖閣へ最古の上陸記録=中国主張の反証に―政府

時事通信 5/12(金) 20:42配信

 政府は12日、沖縄県・尖閣諸島に19世紀初めの1819年に当時の琉球王族が上陸していたことを示す資料が見つかったと発表した。

 これまで確認された最も古い45年の英国人上陸記録を26年さかのぼる。内閣官房領土・主権対策企画調整室は「日本と尖閣が無関係だったとの中国の主張への反証となる」としている。

 政府が昨年度行った尖閣に関する資料調査委託事業で、沖縄県立図書館が保管していた琉球王国の文書の中から見つかった。

 それによると、19年に那覇から薩摩藩に向かう琉球王族を乗せた船が暴風雨に遭い、地元で「魚根久場島」と呼ばれていた島に漂着。3日間滞在し、湧き水を探したとの記述があった。魚根久場島は位置関係から尖閣諸島の一部と考えられ、「薩摩と琉球の人が早くから尖閣諸島の存在を把握していた」(同室)ようだ。

 尖閣諸島をめぐり、明治政府は85年から現地調査をして、どの国にも属していない「無主の地」と確認後、95年に正式に領土編入した。一方、中国政府は「無主地ではなく、古来中国固有の領土であり、漁民による経済活動が行われていた」と主張している。 

最終更新:5/12(金) 21:03

時事通信