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自動車5社、営業減益予想=18年3月期―販売費用増加や原材料高

時事通信 5/12(金) 21:00配信

 自動車大手7社の2018年3月期連結業績見通しが12日、出そろった。北米が主力のトヨタ自動車やホンダ、日産自動車を中心に、5社が営業利益の減益を予想。北米で新車販売の鈍化により販売費用が増加するほか、「原材料価格が高騰している」(トヨタの永田理副社長)ことも収益を直撃する。北米への依存度が低いマツダや三菱自動車の2社は、大幅増益を見込む。

 トヨタは、米国での販売奨励金の増加などで2450億円の営業利益の押し下げ要因を見込む。鉄鋼や樹脂、アルミといった原材料高も収益を圧迫し、営業利益の減益幅は2割に達する見通し。日産は、原材料高が営業利益を900億円押し下げる。

 自動運転や電動化技術など次世代車の開発に向けた研究開発費の増加も、経営の重しとなる。12日に決算を発表したスズキは、研究開発費を185億円増の1500億円と計画。四輪車の世界販売は5.2%増の307万台で、初の300万台超えとなるが、販売費なども400億円増えるため、3期ぶりの減益を見込む。 

最終更新:5/12(金) 23:29

時事通信